人類の朗報ですね( ̄▽ ̄)
不治の病と言われているアルツハイマー病
それに対する新薬が販売されるかもしれません!!
というよりも、
2023年には実用化されるみたいですね(^-^)
『レカネマブ』という薬だそうですが、
アルツハイマー病の進行そのものを抑える働きがある薬です。
今まで、アルツハイマー病の治療は対処療法だけしかありませんでした。
対処療法というのは、熱が出たら、解熱剤。痛みがあるのなら鎮痛剤。
こんな感じで、症状を和らげるためのもので、根本的には本人の治癒力で治すといったものになります。
ですが、アルツハイマー病は不治の病と言われるだけあって、今の技術では治すことができません。
でも、エーザイとアメリカのバイオジェンとの共同開発により、進行を抑える薬『レカネマブ』が開発されました(・∀・)b
治験も最終段階で認証されれば2023年には実用化される見込みだそうですよ!!
認知機能が低下してから、軽度認知症になるのを2.53年遅らせ、さらに、中程度認知症には3.34年遅くなるとのことです。
但し、発症初期でないと十分な効果を期待できない感じですね。
レカネマブは脳の細胞をよみがえらせるわけではないので、脳細胞が破壊される前に開始する必要があるみたいです。
つまり、早期発見をしなくてはいけないということです。
もし、
2023年に実用化が始まったら、脳神経外科や物忘れ外来、認知症外来などに患者が溢れるかもしれませんね。
少しでも兆候があれば、すぐに検査することが重要になるということですからね!!
ただ、
問題もあるみたいです。
一つは費用面
新しい薬は高いです(^^;)
年間600万円以上かかるかもしれないと・・・(゚д゚)!
もう一つは、上記の様に早期発見が重要になりますが、
認知症外来って受診しにくいですし、受診を進めるのもなかなか難しいです(>_<)
それでも、進行を遅らすことで、その後の人生は確実に変わってくるはずなので、説明するしかありませんね。
ちなみに、
アルツハイマー病は異常なたんぱく質である『アミロイドβ』が蓄積し、
この影響により、神経細胞が壊れると考えられています。
まだまだ原因は解明されていませんが・・・
アルツハイマー病の進行状況は
・前兆(軽度認知障害):日常生活に支障をきたすほどではない、記憶障害
・軽度認知症:直前の出来事を忘れる。同じことを何度も聞き返す
・中度認知症:新しことが覚えられない。日常生活に支障が出てくる
・重度認知症:自発性や意欲の低下。記憶障害が目立つ
この流れです。
ただ、軽度認知症でも今までやっていた動作や行動(運転や料理など)は覚えているので、なかなか気づくことが難しいとされています。
そんな中で、レカネマブの対象者は「軽度認知症害」「軽度認知症」になるみたいですね。
家族や周りの人の観察力がカギになってきますね。