【ブレーキパッド交換!】CB400SSのブレーキパッド交換とブレーキキャリパーの清掃

ということで、CB400SSのフロントブレーキパッドを交換したので、ざっと交換手順をまとめておこうと思います。

CB400SSのブレーキキャリパーは「片押しキャリパー」になります。

ホンダ車ではこのタイプのブレーキキャリパーを多く採用しているので、CB400SSに限らず、他の車種でも同じような交換手順になると思います(・∀・)b

ただ、

ブレーキは非常に重要な部品になります!!

自分で交換することで工賃を節約することができます。ブレーキ周りの工賃ってそれなりにするので節約したくなります。

とは言うものの、

ブレーキに不具合が起こった場合、命に係わるような事故に繋がります。

今まで紹介している、オイル交換やプラグ交換などとは違い、少しでも不安がある場合は信頼のおけるショップに依頼することをおすすめします。

ということで、さっそくブレーキパッドの交換をしてみましょう(・∀・)b

バイクのブレーキパッドの交換は自分でできる?

バイクのブレーキパッドの交換は自分でできる?

バイクのブレーキパッドは自分で可能(・∀・)b

今回はフロントブレーキパッドを交換しました。CB400SSのリアブレーキはドラムブレーキですから。

リアブレーキもディスクブレーキの場合、同じように自分で交換することは可能です(^-^)

上記している通り、ブレーキの不具合は非常に危険です。

知識がない状態で交換を行うと、後悔することになるかもしれません。

予備知識をしっかり勉強して、最初は慣れている人と一緒に行う方がいいかもしれません。

バイクのブレーキパッドの交換時期は?

バイクのブレーキパッドの交換時期は?

バイクのブレーキパッドの交換時期はいつか?

これ非常に困ります。

一般的に言われている交換時期の目安は、走行距離が5000~10000kmと言われているみたいです。

・・・これで交換していたら、私の場合、年に何度交換する必要があるのか(゚д゚)!?

という状態になってしまいます(;・∀・)

走行距離で見ると、上記ですが、もう一つ交換目安として、

「ブレーキパッドの厚み」

というのがあります。

ブレーキパッドの厚みが2~4mm程度で交換することがほとんどではないでしょうか?私も今までブレーキパッドの厚みがこれくらいになったら交換して、問題なく乗れています(・∀・)b

また、ブレーキパッドに溝が入っているタイプのものがあります。

この場合、この溝が無くなる前が交換目安になります(・∀・)b

バイクのブレーキパッドの交換時期

上図の赤丸の様にブレーキパッドに溝が彫られています。ブレーキパッドの厚み残り1mm程度まで溝が彫られているので、これを目安に交換しても問題ありませんね(・∀・)b

バイクのブレーキパッドの交換工賃は?

バイクのブレーキパッドの交換工賃は?

バイクのブレーキパッドの交換工賃は・・・ショップごとにそれぞれ違ってきます(;・∀・)

こればかりはどうしようもありませんね。

ちなみに、2りんかんの工賃表を見ると、1キャリパーの工賃が税込み2640円(通常工賃)、税込み5280円(基準工賃(持ち込み))になるみたいですね。

これに、ブレーキパッド代が足されるので、合計1キャリパーで5000円~8000円程度になるのではないでしょうか?

ブレーキパッドの代金はピンキリなので、どのブレーキパッドを入れるかによって変わってきますね(^-^)

CB400SSのブレーキパッド交換の必要物品

CB400SSのブレーキパッド交換の必要物品

ということで、ここからCB400SSのブレーキパッド交換の話になります(;・∀・)

前置きが長いですね(>_<)

CB400SSのブレーキパッド交換のの必要物品はこれになります。

  • 新品のブレーキパッド
  • マイナスドライバー
  • 5mm六角レンチ
  • 12mmボックスまたはメガネレンチ
  • 8mmメガネ
  • シリコングリス
  • Cクランプ(シークランプ)

ブレーキパッドの交換だけならこれだけで交換可能になります。

それぞれ見ていきます

新品のブレーキパッド

交換なので必ず必要になります「新品のブレーキパッド」

色々なメーカーから販売されていますが、今回は私はデイトナの「ハイパーパッド」を選びました。

これですね

CB400SSデイトナブレーキパッド

品番が37536になります。

CB400SSのフロントブレーキパッドを交換する時に同じものを買うなら、ネットで買うと割安に購入することができますよ(・∀・)b

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ネットでCB400SSのブレーキパッドを検索すると、格安のブレーキパッドがヒットするのですが・・・個人的には怖くて使うことができません(-_-;)

形状を見ると、OEMかもしれませんが、不具合が起こると非常に危険な部品になるのでちょっと手が出ませんね(;・∀・)もちろん、デイトナだから安心というわけではないのですが・・・

マイナスドライバー

マイナスドライバーは比較的大きめのサイズが良いと思います

この1カ所を外すために必要になります

CB400SSブレーキパッド交換マイナスドライバーで外す部品

赤丸部分ですね。

小さなマイナスドライバーではネジ山を潰してしまうので、大きいサイズのマイナスドライバーを用意しましょう。

5mm六角レンチ

マイナスドライバーで外すボルトの下に、5mmの六角レンチを使うボルトがあります

CB400SSブレーキパッド交換5mm六角レンチを使用する部品

ブレーキパッドを支えている部品になります。しっかり緩めてから引き抜くようにしましょう。多少の抵抗があると思います。

12mmのボックスまたはメガネレンチ

個人的におすすめはボックスソケットですね(・∀・)b

使いやすいです(^-^)

間違っても、いろいろなサイズに使えるからと言って、モンキレンチを使用しないようにしましょう。ボルトが大変なことになる場合があります(;・∀・)

ここに使います

CB400SSブレーキパッド交換12mmのレンチの使い道

高いトルクで止められているので、ボックスやメガネでないとボルトをなめてしまいます。

8mmメガネレンチ

8mmメガネレンチ(確か8mmでした(;・∀・))の使うところはここです

CB400SSブレーキパッド交換8mmのレンチの使い道

上の図の矢印のボルトになります。

ブレーキホースをフロントフォークに固定しているボルトになります。

ホースを直接止めているボルトもこの横にあるのですが、錆びついていて回りませんでした(;・∀・)このどちらかを外しておくと作業がしやすくなります。

シリコングリス

各部品に使用するグリスはシリコングリスが最適です。

ブレーキキャリパー周辺は温度が上がりやすいです。高温でも対応してくれるグリスを用意しましょう。

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個人で作業するならこれだけあれば、バイクライフのうちで全部使うことはほとんどありません(・∀・)b

ちなみに、モリブデン入りのグリスは使用しないようにしましょう。

Cクランプ(シークランプ)

ピストンが手だけで動く状態ならCクランプ(シークランプ)は必要ありません。

また、あまり力がないと思う人もあると助かります。

ピストンをこのCクランプ(シークランプ)で押し込みます。今回、心の底から持っててよかった~(>_<)って思いましたよ(;・∀・)

Cクランプ(シークランプ)のサイズもいろいろありますが、5cm以上あったほうがいいです。

「以上」って書いていますが、5cmでは足りない場合があります。

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7.5cm程度あれば余裕だと思います(・∀・)b

私が持っていたのが5cmだったのですが・・・・もう、ギリギリです(;・∀・)

ピストンを出し過ぎた時には焦りましたね(>_<)余裕があるほうが良いと思います。

ブレーキキャリパーの清掃にあったらいいもの

今回、私は清掃をさぼり過ぎたため、ブレーキパッドの交換と合わせて大規模な清掃が必要になりました(;・∀・)

ピストンはさび付いて、ブレーキダストまみれになっていましたね(>_<)

ということで、清掃もついでにする場合、

  • ブラシ(歯ブラシや真鍮ブラシなど)
  • パーツクリーナー

などが必要になりますね。耐水ペーパーもあればいいかもしれません。

ピストンに錆が浮いたままピストンをキャリパー内に押し込んでしまうと、シールに傷がついてしまい、ブレーキフルードの漏れにつながります。

ブレーキパッド交換前のブレーキパッドの面取り

しても、しなくてもいいのですが・・・まぁしておくといいかと思います。

要は、ブレーキパッドの角を削るということです。

ここですね

ブレーキパッドの面取り

この角ですね。ブレーキパッドの全周をヤスリで軽く削ります。

ブレーキパッドの面取りをすることで、ブレーキ鳴きを防ぐことが可能になります。

ブレーキを掛けるたびに、キーキーいうのも嫌ですからね(;・∀・)

また、ブレーキディスクへの負担も減らせるそうな・・・知りませんが(^^;)

こんな感じで削ればOKです

ブレーキパッドの面取り2

・・・相変わらず、分かりにくい写真ですね(;・∀・)

2枚のブレーキパッドの角をとにかく削ります(・∀・)b

CB400SSのブレーキパッド交換方法

CB400SSのブレーキパッド交換方法の手順になります。

流れとしてはこんな感じです

  1. ブレーキキャリパーを外す
  2. 古いブレーキパッドを外す
  3. ブレーキキャリパー周りの清掃
  4. ピストンの動作確認
  5. ピストンやブレーキキャリパーのグリスアップ
  6. 新しいブレーキパッドを入れる
  7. ブレーキキャリパーを取り付ける

こんな感じの流れになります。

それぞれを見ていきます。

ブレーキキャリパーを外す

まずは、バイクからブレーキキャリパーを外していきます。

ブレーキキャリパーの形状によっては、ブレーキパッドだけの交換なら、外す必要がない場合もありまが、CB400SSのブレーキキャリパーは外した方が無難。

外さずに交換することも可能ですが・・・あまりおすすめはできませんね(;・∀・)

ということで、ブレーキキャリパーを外す手順になります

CB400SSのブレーキキャリパーの外し方1

まずは上記ボルトを外します。マイナスドライバと12mmソケットレンチかボックスレンチですね。

どちらも固く締め付けられているので、なめないように注意です。

右下のマイナスドライバーで外すネジの後ろに、5mm六角レンチを使って外すボルトがあります。

先にこちらを緩めておくと、後でも外しやすいです(・∀・)b

これですね

CB400SSブレーキパッド交換5mm六角レンチを使用する部品

完全に外してしまうと、ブレーキキャリパーを外したときにブレーキパッドが落ちてし舞います。

ブレーキパッドがディスクに当たってブレーキキャリパーを外せない場合、ゴムのハンマーで軽くブレーキキャリパーを叩くと外れやすくなります。

叩くときにはブレーキキャリパーの側面をディスク側に真っすぐ、軽くたたきます。

こうすることで、ピストンが押し込められて、ディスクとの間に隙間ができます(・∀・)b

これでブレーキキャリパーが外せます。このままでも作業は可能ですが、フロントフォークに固定しているブレーキホースを外すと作業がしやすくなります

CB400SSブレーキパッド交換8mmのレンチの使い道

矢印のボルトですね。8mmのレンチで外れます。

CB400SSブレーキパッド交換8mmのレンチの使い道2

外した後です。フロントフォークに金具で引っかかっているので、外しておきましょう。

古いブレーキパッドを外す

バイクのブレーキパッドは5mmの六角レンチで外すボルトのみでつながっています。

これですね

CB400SSブレーキパッド交換5mm六角レンチを使用する部品2

ネジ部分は短いのですが、部品自体は長いです。キャリパーを外してからでは抵抗も少なくすぐに引っこ抜くことができると思います(・∀・)b

これを外すときは、ブレーキキャリパーを逆さにして抜きましょう。

下に向けたまま引き抜くと、ブレーキパッドが落ちます(;・∀・)

これを外したら、ブレーキパッドがフリーになるので外しましょう。

古いブレーキパッドと新しいブレーキパッドの比較をしてみましょう!!

これ

CB400SSの新旧ブレーキパッドの比較

真ん中がピストン側のブレーキパッドですが・・・溝がありませんね(;・∀・)危ない(>_<)

反対側もほとんど溝ありません。

こうなるまで使うのは・・・非常に危険なので真似しないようにしましょう!!

厚みを見てみると・・・

CB400SSの新旧ブレーキパッドの厚みの比較

古いブレーキパッドはほとんど厚みがありません。1mm以下ですね(;・∀・)写真に赤線を引いているのですが・・・ほとんど見えません(>_<)

新しいブレーキパッドの厚みはしっかりあります(・∀・)b

中古で購入したバイクなので初めのブレーキパッドの厚みはわかりませんが・・・こうなるまでに5万キロ以上乗っています。

スタート時の厚みが5mm程度だとしたら、1万キロで1mmほどすり減る計算になりますね。

ブレーキキャリパー周りの清掃

今回はブレーキキャリパーの清掃も行いました。

交換する時には多少はキャリパー周りの清掃も行うと思います。定期的にメンテナンスしていればブレーキダストをブラシで払うだけで簡単に清掃も可能ですが・・・

私は購入してこの方、ノーメンテナンス(・∀・)b

ガッツリ清掃しましたよ(;・∀・)

外したときはこんな感じです

CB400SSのブレーキキャリパー清掃前

汚いです(;・∀・)

ブレーキダストでわかりませんが、ピストンも錆びています(;・∀・)ピストンの錆も程度によりますが、可能な限り取り除く必要があります。

錆が浮いたままピストンを押し込むと、ピストンリング(キャリパーの中のゴムのシール)が傷ついて、ブレーキフルード漏れの原因になります。

なので、ピストンを押し込む前に清掃します。今回、私の場合はブレーキパッドが非常にすり減っていたので、その分、ピストンも多く出ています。

規定通り交換する場合はブレーキレバーを軽く握り、ピストンを少し出してから清掃作業をするとやりやすいかもしれません(^-^)

ちなみに、ブレーキキャリパーをフロントフォークに固定している部品は引っ張れば外れます。

これは外しておくほうが清掃しやすいですね

これです

CB400SSブレーキキャリパー固定部品の外し方

矢印方向に引っ張れば外れます。ゴムの部分が傷つかないようにだけ注意しましょう。

後は・・・綺麗になるまでブラシで磨いたり、錆取りをしたり。なんやかんやします(;・∀・)

錆取りの場合はピストンの円周方向に磨くようにしましょう。縦に磨いてしまうと、溝ができた場合、そこを伝って、ブレーキフルードが漏れます(;・∀・)

CB400SSのブレーキピストンの清掃方向

上の画像の通りですね。ピストン周囲方向に磨くようにしましょう。また、ヤスリなどで磨きすぎると、凹んでしまいますので磨きすぎにも注意です(>_<)

なんやかんやした後はこんな感じになります。

CB400SSブレーキキャリパー清掃後

輝き(?)を取り戻しましたね( ̄▽ ̄)

まずまずです・・・はい、諦めましたね(;・∀・)磨くの、まぁこれくらいでいいか~って感じで程よく終わりました(;・∀・)

本来なら、オーバーホールをしても良かったのかもしれませんが、

私のCB400SSすでに7万キロ程度乗っています。今年、車検になるのですが・・・このまま乗り続ける?乗り換える?と悩んでいる最中なので清掃だけにしました。

ピストンの動作確認

清掃が終わったら、ピストンの動作確認しておくことをおすすめします。

すでに、ブレーキレバーを握って動くことを確認はしているかもしれませんが、奥まで入れて、ブレーキをにぎにぎして、ピストンを出して。という作業を何度かします。

これによって、今まで外に出ていた部分が馴染んでくれます(・∀・)b

新しいブレーキパッドに交換した場合、ピストンがほとんど中に入ってしまっている状態になります。

この確認をせずに、グリスアップして新しいブレーキパッドを付けて、ブレーキキャリパーを固定して・・・

ブレーキを握ったら・・・あれ?ピストンが動いていない(゚д゚)!ということを防ぐことができます(^-^)

その前に、ピストン周りをグリスアップしておくことを忘れてはいけません。シリコングリスを薄く前面に塗っておきましょう!!

で、ピストンですが・・・非常に固いです(;・∀・)

定期的にメンテナンスして、ピストンも綺麗な状態で汚れも溜まっていない状態なら、手で押し込むことも可能なのですが・・・今回はダメでしたね(>_<)

こんな時には、Cクランプ(シークランプ)を使います( ̄▽ ̄)

これですね

ブレーキピストンの動作確認

古いCクランプですが、あってよかったです(>_<)

上の図の通り、挟み込んでCクランプを締め込んでいくと、ピストンが押し込まれていきます。

今回はサイズがギリギリだったので、ブレーキキャリパー側だけウエスを挟んでいますが、できれば、ピストン側に何か抑えることができるものを挟んでおくほうがベストだと思います。

その場合、2つのピストンどちらとも抑えることができるくらいの長さがあると便利です。片方のみ、押し込むと、中の圧がもう片方にかかって、飛び出してくる場合があります。いつの間にかピストンが脱落・・・なんてことになったらシャレになりません(^^;)

今回はサイズもギリギリだということもあり、片方を直接挟んでいますが、この場合はもう片方が出てこないように注意しながらゆっくり締め込んでいきます。

両方のピストンを置くまで押し込んだら、ブレーキレバーを握ってピストンを出してきます。片方だけ出てくる場合は、出てくる方を軽く押さえながらブレーキレバーを握ればどちらも出すことが可能になります。

このピストンの出し入れを何度か行います。ピストンに汚れが付く場合は拭き取りましょう。

ピストンやブレーキキャリパーのグリスアップ

ピストンが問題なく出し入れが可能なのを確認したら、各部品のグリスアップが必要になります。

動きをよくするのはもちろんですが、グリスアップすると錆防止効果もあります( ̄▽ ̄)

ちゃんとグリスアップしていれば、次のメンテナンスの労力を減らすことが可能ですし、トラブル回避の一助にもなります(・∀・)b

で、どこをグリスアップすればいいのか?ですね。

ちょっと写真ではわかりにくいかもしれませんが・・・

ブレーキキャリパーのグリスアップ

・・・わかりにくいですね(;・∀・)

メンテナンスをすると、手が汚れるので、写真を撮るのがうまくいかない場合がありますね(;・∀・)

グリスアップのポイントはピストン部分の可動部やブレーキパッドが接触する部分にグリスを塗っておけば問題ありません。

上の図のブレーキパッドの裏側が当た部分にもシリコングリスを塗りましょう。

ブレーキパッド側にシリコングリスを塗っても大丈夫です

ここですね

ブレーキパッドのグリスアップ

もちろん、前面にはグリスが付かないように注意しましょう。

また、ブレーキパッドの穴に通る、5mmの六角レンチで外した長めのボルトもグリスアップが必要です。

新しいブレーキパッドを入れる

グリスアップがでいたら、新しいブレーキパッドをブレーキキャリパーに入れます。

古いブレーキパッドを外したときと逆の手順になります。

まずはピストンを押し込みます

ピストンを押し込んだ画像

ブレーキパッドを取り付けます。その前に、清掃する時に取り外したプレートを取り付けておきましょう。外したときと同じで、奥まで押し込むだけで入ります。

取り付ける前に、グリスアップも忘れずに!!

ブレーキパッドの取り付け

こんな感じですね・・・だいぶ端折りましたね(;・∀・)

流れとしては、ブレーキパッドを合わせてブレーキキャリパーの中に納めます。

手前にある六角レンチで締め込むことができるボルトを通します。この時、ブレーキパッドを下に押しながら入れ込むとスムーズに入ると思います。

反対が側は、プレートに置く形になります。この部分もグリスアップをしておきましょう。

後は、ブレーキパッドを両サイドに寄せておくことで、ブレーキディスクを真ん中に入れ込むことが可能になります。

ブレーキキャリパーを取り付ける

ブレーキパッドの間に挟まるようにブレーキディスクを入れて、ボルトを締め込むことで完了になります。

2か所のボルトはちゃんと締め込みましょう。不安な場合は、ちょっとだけボンドを付けておくと外れにくくなります。専用のボルトロックがありますが・・・滅多に使うことがないので私は使っていません(^^;)

このままではピストンが引っ込んだままなので、当たりが出るまでブレーキレバーを握ります。

最後に試運転をするのですが、試運転はいきなりエンジンをかけて乗らないようにしましょう。

まずは、押してちゃんとブレーキが効くことを確認します。それから、低速で試運転になります。

新しいブレーキはしばらくの間、ブレーキの効きが悪いです。ディスクと、ブレーキパッドの隙間が多いですから。ブレーキパッドが減ったら次第に今まで通りの感覚でブレーキをかけることができるようになるので、それまで注意が必要になります。

ブレーキパッド交換での失敗

中古車で購入したCB400SS

その時のブレーキパッドがどれくらいだったのか?新品だったのか?それとも、使い賭けだったのか?確認していませんでした。

なので、ピストンを全て押し込んだとき、出てきました(^^;)

何が???

ブレーキフルードです(>_<)

ブレーキをかけると、ブレーキフルードに圧がかかり、その圧の分、ピストンが押し出されて、ブレーキがかかります。

ブレーキパッドがすり減っている状態というのは、ピストンが出ている状態。

もし、ブレーキパッドが半分すり減っている状態の場合、その時点で、ブレーキフルードを交換していたら、ピストンを全て押し込んだら・・・ブレーキフルードはあるれ出ます(^^;)

ということで、溢れてきました(^^;)

どうしようもなく、マスターシリンダーを蓋を開けることになります。

ブレーキフルードって吸湿性を持っているので、開けっ放しにしていると、大気の水分を吸い取って劣化していきます。

つまり、交換しないと危ないということです(^^;)

ということで、一緒にブレーキフルードもこうかんしたのですが、こちらも写真がなかなか撮れなかったため、後日、概要をまとめたいと思います(>_<)

これも、以前にブレーキフルードを交換しないとな~って思って、ブレーキフルードだけを購入しておいてよかったです。

きっと、新品のブレーキパッドを付けてくれていただろう。と、思ってブレーキパッドを交換したのが失敗の原因だったのですが(^^;)

バイクのブレーキパッドでよくある質問まとめ

よくある質問

バイクのブレーキパッドの交換方法を調べるにあたり、いろいろと疑問に思うことがあるみたいです。

ざっと、目についた疑問点をまとめています。

バイクのブレーキパッドの寿命は何キロ?

一般的にバイクのブレーキパッドの寿命は5000~10000キロだそうです。

まぁこれで交換する人はいないでしょうね(;・∀・)

私も、ブレーキの溝が無くなるまでいつも使っています。

この溝ですね。

バイクのブレーキパッドの交換時期

この溝が無くなるタイミングが残りの厚さ1mmほどになります。これまでに交換したほうが無難だと思います(^^;)

バイクのブレーキパッド交換をしないとどうなるのか?

バイクのブレーキパッドを交換しないと・・・ブレーキが効かなくなります。

つまり、止まることができず・・・事故ですね。

定期的に交換をおすすめします。

バイクのブレーキパッドの面取り費用はいくら?

自分でブレーキパッドを交換するなら、面取りは自分ですることが可能です。

ショップに頼んだ場合、勝手にやってくれるのではないでしょうか(^^;)

ちなみに、100均に売ってるヤスリで十分面取りは可能です。

バイクのブレーキパッドのチェック方法は?

バイクのブレーキパッドのチェックはパッド部分の厚みや溝の有無を確認です。

ブレーキパッドのチェック方法

もうだいぶすり減っているのでわかりにくいですが、ブレーキディスク側からのぞき込んだらブレーキパッドの厚みを確認することが可能です。

ブレーキをかけるとキーキー音がするのはなぜ?

ブレーキパッドがブレーキディスクに引っかかって音が鳴っています。

パッドの角をヤスリで削ると音がしなくなります。

ブレーキキャリパーのオーバーホール費用は?

オーバーホールの費用に関しては依頼するショップによって変わってきます。

2りんかんでは通常工賃7260円(税込み)、基準工賃(持ち込み)14520円(税込み)になります。

なお、片押しキャリパーのブレーキキャリパーの場合になります。

バイクのブレーキフルードは何年もつ?

ブレーキフルードも定期的に交換する必要があります。

2年から4年程度で交換することが推奨されている感じです。

ブレーキフルードは吸湿性があるため、徐々に劣化していきます。あまり古くなると、ブレーキが効かない場合もでてきます。

車検の時に交換してもらってもいいですし、250cc以下の車検のないバイクの場合は数年に1度は交換してもらうようにしましょう。

自分で交換することも可能です(・∀・)b

ブレーキフルードの劣化具合は?

ブレーキフルードが劣化してくるとブレーキがかからなくなる場合があります。

劣化具合を見るには色を見るのが一番かもしれません。

新しいブレーキフルードの色は少し黄色かかった透明な色をしています。

それが、劣化すると茶色く変色していきます。

色で判断するよりも、年月で交換するほうがわかりやすいかもしれませんね。

ブレーキパッドの交換はどこでできる?

自分でもできますし、バイクショップでも行ってくれます。

近くのバイクショップでもいいですし、2りんかんやタイチのようなパーツショップでもブレーキパッドの交換をしてくれます。

まとめ

今回はCB400SSのブレーキパッドの交換とブレーキキャリパーの清掃、グリスアップを行いました。

ブレーキパッドの交換は自分でも行うことができる部分ではある物の、ブレーキの不具合は大事故につながる場合があります。

自分で交換する場合は下準備をしっかり行って、初めての場合は知っている人に聞きながら行うのが無難かもしれません。

安全第一ですからね(・∀・)b

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