タイトル通り・・・CB400SSのクラッチワイヤーが切れました(゚д゚)!
なので、自分で交換したので、その流れをまとめておこうと思います。
購入して4年ほど経つのですが、そいえば、クラッチワイヤーのメンテナンスをしていなかったことに気が付きました(^^;)
ちゃんとメンテナンスしないと、突然の故障でどうしようも無くなりますね(>_<)
今回のクラッチワイヤーが切れたタイミングによっては大けがをしていたかもしれません・・・
メンテナンス重要です!!
CB400SSのクラッチワイヤーが突然切れた!!
切れてしまいましたね~(^^;)
CB400SSのクラッチワイヤー。購入して4年くらいになるのですが、残念ながら一度もクラッチワイヤーのメンテナンスをしていませんでしたね(;・∀・)
完全に忘れていました・・・毎日、クラッチ操作しているのですけどね(;・∀・)
切れたタイミングが悪く、交差点を右折しようと思って、シフトダウンしている途中です(>_<)
前から車も来ていたので速度を落としていました。
交差点の直前で2速から1速にシフトダウンしようと思って、クラッチを握ったら・・・『ブチッ!!』って感触が(-_-;)
クラッチの握り心地がスカスカになりました。
ま~焦りますよ(゚д゚)!
右折レーンの真ん中ですからね(;・∀・)焦って、そのままブレーキ。もちろんエンストしますよね(^^;)
何度も言いますが、止まったのは右折レーンの真ん中です(゚д゚)!
対向車がなければ、そのまま加速して右折することもできたのですが・・・残念ながらエンストすることになりました。
下手をしたら、後続車に追突されてしまいます(^^;)タイミングよく、速度を落としていたのと、ほとんど止まる前だったので、後続車も速度が出ていなかったのが救いです(>_<)
なんやかんやして、いつも頼りになるのが『JAF』ですね。
今回も、自宅まできっちり運んでもらうことが出来ましたよ(・∀・)b
JAFは加入しておくことをおすすめします。
最近では保険にロードサービスが付いていますが・・・不十分な場合もあるので注意しましょう!!
ということで、クラッチワイヤーの交換方法をまとめました。
CB400SSのクラッチワイヤーの交換方法・手順
CB400SSだけに限らず、バイクのクラッチワイヤーの交換は単純です。
要は、古いワイヤーを外して、新しいワイヤーを取り付ける。
後は、調整。
これだけですね(・∀・)b・・・だいぶ端折っていますが(^^;)
ただ、車種によってはカウルを外したり、タンクを外したり・・・色々あります。
とまぁ、CB400SSのクラッチワイヤーの交換方法をご紹介します
切れたクラッチワイヤーを外す
クラッチワイヤーが完全に切れたので、中身のワイヤーは簡単に抜けました(^^;)
ただ、ガイドを外すのは少々手間になりますね。
まずは、手元側を外します。
手元には下の図のようなクラッチの遊びを調整するネジがあります。
このネジを回して外します。
続いて、裏側の隙間からワイヤーを外します。
赤丸の隙間ですね。上手に作られていますよね(^-^)多くのバイクがこのような方法で作られていますね。だから、CB400 SSに限らず、クラッチワイヤーの交換方法はほとんど同じです(・∀・)b
続いて、
エンジン側を外します。
ここですね。
ダブルナットになっているので2つのレンチで緩めます。
ただ、これはクラッチワイヤーの種類で違ってくると思います。新しものは同じ径のナットでしたしね(;・∀・)
もしかしたら、ダブルナットで止めるのではなく、上下で挟むほうがよかったのかもしれません(^^;)
取り合えず外します
このまま、クラッチワイヤーを抜けばいいかなと思っていたのですが、どうもタンクの下で結束バンドで止められているようです(>_<)
ということで、手間ですが、タンクも外すことにしました( ;∀;)
ここで紹介すると、長くなってしまいますので、CB400SSのタンクの外し方をまとめています。
記事を見ていただけるとわかるのですが、ざっと説明すると、
- シートを外す
- リザーバーのコックをOFFにする
- 燃料チューブを外す
- 燃料タンクを止めているボルトを外す
- 燃料タンクを真っすぐ引き抜く
この流れでだいたい合っていると思います(・∀・)b
燃料タンクを外したら、クラッチワイヤーを止めているバンドを2つ外します。
この2つ。これも、新車の場合からずっとこれだったかわかりません(^^;)
ちなみに、右側のバンドは取り外すときに、切れたので普通の結束バンドで最終的に止めました(・∀・)b
後は、クラッチワイヤーを外すと取り外しは終わりになります。
取り外したクラッチワイヤーはお住いのルールに従って処理してください(^-^)
新しいクラッチワイヤーの取り付け
新しいクラッチワイヤーの取り付けは、取り外しを逆再生した通りに付けていくだけですね(・∀・)b
今回はこれを購入しました
切れた時にレッドバロンに電話して、すぐに交換することができるか問い合わせたのですが、クラッチワイヤーの在庫は置いていないと(゚д゚)!
なので、すぐにアマゾンで探して翌日到着で配送してもらいました(・∀・)b
アマゾンは救世主ですね( ̄▽ ̄)
楽天でも販売されていますが・・・高いですね(;・∀・)
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必要な人は好みの購入方法を選んでください(^-^)
取り付ける前にクラッチワイヤーをグリスアップしておきましょう!!
これをしておかないと、クラッチが重くなったり、また切れてしまう原因を作ってしまいます(^^;)
専用のグリスも販売しているみたいですが、私はいつもこれを使っています
KURE5-56ですね(・∀・)b
非常に万能ですし、1本あれば長い間使うことができます(^-^)
何より、万能で使い勝手がいいのに低価格( ̄▽ ̄)お財布に優しい仕様になっていますね(・∀・)b
近くのホームセンターで買うのが一番安いと思いますよ( ̄▽ ̄)
これをクラッチワイヤーとガイド内に吹きかけるのですが、ワイヤーインジェクターがあると簡単です
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残念ながら、実家に置いたままなので今回は使っていません(^^;)
なので、両側から5-56を吹きかけて、ワイヤーを出し入れしました(・∀・)b
ここから吹きかけます
防錆と潤滑効果が期待できますね・・・知りませんが(^^;)
まずは、エンジン側の取り付けですね
赤丸部分でガイドが動かないように固定します。ここはダブルナットですね。ただ、思ったのですが、ダブルナットで固定しなくても、ストッパーの上下でナットで挟み込むほうがいいような気がしますね(;・∀・)
赤四角にワイヤーを取り付けます。外側から引っ掛けるようになっていますね。
大きい方の画面の様に、しっかりはめ込むようにつけましょう!!
ガイドを結束バンドの内側に通して、クラッチレバーまでクラッチワイヤーを通します。
取り外したときと逆の手順で取り付けていきます
赤丸部分の『タイコ』と呼ばれる部分をはめ込んで溝にワイヤーを通していきます(^-^)
それから、調整ネジを付けます。こちらも2つの溝を合わせてワイヤーを通しましょう。
ここまで出来たら、ハンドルを左右に動かして、クラッチワイヤーがつっぱらないことを確認します。
これ、非常に大事なので必ずしましょう!!
よほどのことがない限り、ハンドルを動かしただけで引っ張られることは無いと思いますけどね(;・∀・)
最後に、クラッチの遊びの調整ですね。
クラッチワイヤーを交換した後の調整
クラッチの遊びを調整しておかないと、うまくクラッチが切れずシフトチェンジがしにくくなったりしますからね(>_<)
調整と言っても、遊びを合わせるために、ネジを回すだけですね。
エンジン側のナットの位置でクラッチの遊びを調整します
車体側に引っ張ると遊びが多くなり
エンジン側に引っ張ると遊びが少なくなります。
遊びを多くとることで、クラッチの繋がりが近くなり、
遊びを少なくすると、クラッチの繋がりが遠くなります(・∀・)b
自分のちょうどいいポジションにすることが快適なライディングを可能にしますね(^-^)
CB400SSの様にクラッチレバーに調整のアジャスターが付いている場合はそちらでも調整可能になります
調整が完了したら、どちらとも固定をしっかりしておきましょう!!
クラッチワイヤーの切れやすい部位
クラッチワイヤーには切れやすい部位があります。
タイコと呼ばれる付近が一番切れやすくなりますね
ここです
これですね。これがタイコになります。クラッチレバーを握るとここを軸にワイヤーが引っ張られます。
別の角度で見ると、レバーの溝にワイヤーがすれているのがわかります。クラッチを握るたびにすれるので少しずつ摩耗してくるということですね。
多くの場合、この部分やこの周辺がほつれてきて、クラッチワイヤーが切れます。
なので、私もこの部分の状態だけは確認していたのですが・・・
今回はなんと、クラッチワイヤーの真ん中あたりから切れましたよ(゚д゚)!どういうことでしょうね(;・∀・)
バイクのクラッチワイヤーが切れる前兆は?
クラッチワイヤーって細い針金がより集められて1本のワイヤーになっています。
こんな感じです。
このワイヤーが切れるんですから。摩擦の力はすごいですね(;・∀・)
いきなり、ブチッと切れるわけではなく、この細いワイヤーが摩耗によって1本ずつ切れていく感じですね。
- ワイヤーがほつれてくる
- ワイヤーに擦り切れている個所がある
- クラッチの遊びが急に多くなる
これらですね。
それぞれを見ていきます。
ワイヤーがほつれてくる
束になったワイヤーの1本1本が切れてきて、それがほつれてきます。
タイコ部分なら目視で確認することも可能なので、
定期的にチェックしておくことが重要です
ワイヤーに擦り切れている個所がある
2つ目がこれですね。
切れているわけではないのですが、その部分だけすれている場合があります。
特に、クラッチレバーの溝にすれている場合が多いです。
この場合、クラッチレバーを握って、下側から覗くと解りやすいです。
クラッチの遊びが急に多くなる
最後に、これですね。
ちなみに私もこれでした(^^;)
クラッチの遊びが多くなるんです。
クラッチワイヤーは伸びるので、遊びもある程度経つと伸びます。
でも、ワイヤーの束が切れ始めると、急に遊びが多くなります。これを見逃してしまうと、私のような事態になりますね(;・∀・)
バイクのクラッチワイヤーの注油・メンテナンス
ということで、日ごろからのメンテナンスとクラッチワイヤーの注油をして切れることを防ぐことが重要ですね。
バイクを新車で購入したときのクラッチを切ったときの感覚って知っていますか?クラッチレバーが全く重くなく、スッと切ることが可能です(・∀・)b
ちゃんと注油したときは同じようにスッと切ることが可能になりますよ(^-^)
クラッチワイヤーの注油のやり方
クラッチワイヤーの注油はクラッチレバー側のワイヤーを取り外して行います。
この場合、アジャスターを外す必要はなく、クラッチワイヤーをできるだけ緩め、2つのアジャスターの溝を合わせて、その溝にワイヤーを通して外していきます。
そして、ガイドの入口から注油を行います
これがあると非常に簡単に注油することが可能になりますよ
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ワイヤーインジェクターですね。
これでワイヤーを挟み込んで、注油していきます。
何度も注油している場合は、まずはパーツクリーナーで洗浄してから行うと効果が高くなりますよ(・∀・)b
クラッチワイヤーの注油にはなにがおすすめ?
ワイヤー用のグリスも販売されています
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これを使ってもいいかもしれませんが、
個人的にはKURE5-56で十分だと思います(^-^)
なんせ、今までこれ以外を使ったことがありませんからね(・∀・)b
今回切れた原因は、単にメンテナンス不足ですね(>_<)だって、クラッチワイヤーの給油した覚えがないんですから(^^;)
バイクのクラッチワイヤーが切れた時の救急対応
クラッチワイヤーが切れた時には知りませんでしたが、
一応、救急対応策があるみたいですね。
- ギヤを1速にいれて、キーをONにする
- クラッチレバーを握り込む
- セルボタンを押すと、前進しながらエンジン始動
- エンストを起さないように回転数を上げる(もちろん、この状態で走っています)
- 速度が出たら、クラッチなしでミッションチェンジを行う
- 止まる時は、キルスイッチを使用してエンジン停止
一応、これで走り出すことができるみたいですが・・・あまりエンジンや各所可動部にいい影響がないような気がしますね(;・∀・)
とはいえ、非常事態ですからそうも言ってられないかもしれませんが(^^;)
まとめ
CB400SSのクラッチワイヤーが突然切れたので、交換しました(>_<)
応急対応をすることも可能みたいですが・・・潔くJAFを呼んでショップに運んでもらうのが良いかもしれませんね。
私のバイクはレッドバロンで購入したので、切れた時に問い合わせをしたら、残念ながらクラッチワイヤーのストックはないということでした。
なので、Amazonで急遽探して、翌日届くものを注文。届いたら取り付けをしましたよ(>_<)毎日乗っているので、困りますからね。
教訓としては・・・日々のメンテナンス、大事!!
ということですね。